自分で選ぶことが、生きる力を取り戻す。

自分で選ぶことが、生きる力を取り戻す。

新名秀彦  |  2026年春

7つのがんと、選択の連続

桜の花が舞い、新しい年度が始まるこの時期。街には期待と不安が入り混じった清々しい空気が流れています。僕もかつて、大きな決断の連続の中にいました。7つのがんと向き合い、ステージ4や予命宣告を経験する中で、常に突きつけられたのは、治療という名の選択でした。医師は最善の道を提示してくれますが、その一歩を踏み出すかどうかは、自分自身が決めるしかありません。

自分で納得して決める

迷いや葛藤、震えるような怖さもありました。それでも人任せにせず、自分が納得して選ぶことを大切にしてきました。自らが納得した決断は、たとえどんな結果になろうとも、後悔という重荷を軽くしてくれます。自らが人生のハンドルを握ること。それが僕の提唱する共病哲学の根幹です。

講演を通じて伝えたいこと

講演家・新名秀彦として各地でお話しさせていただく際、この意思決定の重みについて触れています。病と向き合う方だけでなく、人生の岐路に立つすべての人にとって、自分の意志で選ぶことは、生きる力を取り戻すための最初の光になるはずです。

がんサバイバーとして歩んできた等身大の言葉が、誰かの一歩を支える小さなきっかけになれば。

春の柔らかな日差しの中で、そんなことを願っています。

講演家  ニーナヒデヒコ


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