39歳、保険のプロが「がん患者」になった日

39歳、保険のプロが「がん患者」になった日

こんにちは。講演家のニーナヒデヒコ(本名:新名秀彦)です。

私のがんサバイバーとしての人生は39歳のときに見つかった大腸がんから始まりました。当時は外資系生命保険会社の営業として、お客様に「万が一への備え」を説く立場。健康には自信があり、まさか自分がその「万が一」の当事者に、しかもその若さでなるとは、夢にも思っていませんでした。

突然の救急搬送、そして告知

ある日、激しい腹痛に襲われ、救急車で病院へ搬送され緊急入院となりました。検査の結果、告げられたのは「大腸がん」の診断。39歳という若さでのがん罹患は、正直驚きでした。

ただ、不思議なことに、そのときの私はそれほど大きなショックを受けなかったのです。

どこか他人事のように感じていたのかもしれません。「手術すれば治してもらえるもの」と楽観的に捉え、「先生におまかせします」くらいの気持ちでいました。万が一への備えを説く立場でありながら、自分自身がその心の準備をしていなかったことに、今になって気づきます。

ステージ3B——初めて感じた命の不安

手術の結果、ステージは3B。症状が出ての搬送だったこともあり、やはり進行したがんでした。

そのとき初めて、一抹の命への不安を感じました。

それでも私は、「手術で治してもらった」とどこか臭いものに蓋をするような感覚で、本気で向き合うことをしませんでした。がんという現実から、無意識に目を背けていたのだと思います。

しかし、現実は甘くなかった

その後、私を待ち受けていたのは、想像をはるかに超える厳しい現実でした。

手術が終わったからといって、すべてが終わるわけではない。むしろ、ここからが本当の闘いの始まりだったのです。


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