大きな変化を起こすために、何かを手放す覚悟。

大きな変化を起こすために、何かを手放す覚悟。

新しいことに挑戦するときや、自分の人生の舵を取り直そうとするとき、私たちはどれくらいのエネルギーを使っているでしょうか。

終戦の日に思うこと

8月15日の終戦の日。歴史を振り返ると、あの終戦に至る裏側には、終戦を阻止しようとする強い勢力の存在がありました。国全体の方向性を大きく変えようとしたあの瞬間、凄まじいエネルギーが蠢いていたのだと感じます。これは決して昔の特別な話ではありません。私たちの日常や人生においても、大きな変化を起こそうとする時には、必ず大きなエネルギーが必要になります。

習慣を変えることの本当の大変さ

人は誰しも、慣れ親しんだ習慣や解釈の枠組みの中で生きる方が楽です。私自身、かつては移動といえばすぐにタクシーに頼ってしまうような性格でした。日常の小さな習慣ひとつを変えるだけでも、想像以上の力がいります。ましてや、治療の選択やこれからの生き方といった人生の大きな局面を変えようとするならば、なおさらです。何か新しい選択肢や未来を得るためには、これまで大切にしてきた考え方や古い習慣を、時には自分から手放さなければならない瞬間があります。

解釈ひとつで、一歩の重さは変わる

以前マラソン大会へのエントリーを決めたとき、最初は10キロ走るという高いハードルに強い抵抗感がありました。しかし、走らなくてもいい、ただ前に進めばいいという視点をもらったとき、気持ちがふっと軽くなりました。物事そのものは一つでも、自分の捉え方や解釈次第で、目の前の壁は高くも低くもなります。

古い思い込みをひとつ捨てて、今日の足元に集中してみる。その小さな決断の積み重ねが、大きな変化を起こすためのエネルギーになっていきます。

平和な日常が続くことを願いながら、今日も自分自身が納得できる一歩を、自分の足で踏み出していきたいと思います。

講演家  ニーナヒデヒコ
本名 新名秀彦